先日の報道の通り、日本のパスポート申請料が値下げされる。
来年1月に召集される通常国会で旅券法改正案を提出し、来年7月にも引き下げる方向だ。
(オンライン申請)
10年旅券:15,900円→約9,000円
5年旅券(18歳以上):10,900円→上記10年旅券に統一
18歳未満5年旅券:10,900円→約4,500円
12歳未満5年旅券:5,900円→上記5年旅券に統一
今後は、9,000円と4,500円の2カテゴリーでの手数料となる。

随分と安くなる形だが、では現行の値段が他国より高かったのか?
日本のパスポート申請料は世界的に見て特別に高いわけではなく、むしろ多くの国と比べて標準的な水準である。 外務省も「特別高いわけではない」と説明している。
主要国の10年旅券の申請料の水準は以下の通り。
1、米国 13,800円
2、カナダ 16,050円
3、英国 14,670円
4、フランス 11,740円
5、ドイツ 10,040円
6、オーストラリア 36,190円
確かに日本が突出して高額というわけではないようだ。
日本人のパスポート取得率は極めて低い。ほんの17%である。
短期滞在のビザ免除で行ける国が74ヵ国もある最強の日本パスポートだ。
申請料が引き下げになるのを機に、「パスポートを取得して多くの日本人が海外に出て行ってもらいたい」と言いたいところだ。
ただ実態は、代わりに出国税(国際観光旅客税)を現行の1,000円から3,000円に引き上げる方向で調整が勧められている。
日本人も出国する際に支払うことになり、渡航回数によってはパスポート申請料の引き下げを上回る負担になってしまうな。