マレーシアに家族で移住しちゃった!!

日本を離れることはや15年、2024年3月にクアラルンプールに移住しました。

HSBCマレーシアでPremier World Mastercardを作ってみた

香港のHSBCでプレミア口座を保有してることもあり、マレーシアでもHSBCで銀行口座を開きました。MM2Hに必要な定期預金もこの口座を通して行うことになります。合わせてクレジットカードも作ったので情報を記載します。

Premier World Mastercard Credit Card face

本当のことを言うと、Premier Travel Mastercard と言うカードを作りたかったんです。ただし、今年に入って、マレーシアのHSBCではプレミアの上にプレミアエリートと言う ステータスが追加されました。 プレミアエリートの条件はと言うと、以下の通り。3m RMって1億円じゃない。

Premier Elite is available to selected holders of HSBC/HSBC Amanah Premier Account/-i who have maintained a Total Relationship Balance* of at least RM3,000,000 with HSBC.

 

このプレミアリートの資格がないと、Premier Travel Mastercard を作ることができなくなってしまい、半ば仕方なくPremier World Mastercardを作るに至りました。

香港ではJADEという かなり選別された高級ステータスがありますが、このプレミアムエリートと言うのはそこに該当するようなステータスなんでしょう。。

クレジットカードにて自分が最も重視するのはマイル交換です。マイル交換の条件を見ると、まぁこちらのカードでも悪くなかったなと結論としては思ってます。

1 マイル交換

キャセイシンガポール航空の1,000マイルを稼ぐのに必要なポイント数は15,000ポイント。つまり15ポイント=1マイル。

15ポイント貯めるには15リンギット(=500円)の消費が必要となり、15リンギット=1マイルと一見すると効率が悪い。

しかし、以下のルールがあり一定のショッピングではポイントが何倍にもなる。

- 8X Reward Points on contactless payments

- 5X Reward Points on groceries

- 5X Reward Points on online shopping and e-wallet spend
Purchases made from Lazada, Shopee, Zalora, Grab and Fave.

- 10X Reward Points on overseas spend

 

海外で消費すれば10倍のポイントがつくため、1.5リンギット(=50円)で1マイルつく計算となる。100円=2マイルだから、マリオットボンヴォイプレミアムカードを使用する時よりもポイント率は高い。他にもcontactless payment, Lazada, Grab等での消費にも効率的にポイントが加算される仕組みになっており、ここを考慮すれば悪くないかな。。

2 空港ラウンジ

年間6回まで プラザプレミアムラウンジ(KLIA1、香港、チャンギ)を使用することができる。注意点としては本人のみの利用が可能。つまり家族が一緒でも、家族分をこの回数を使って利用することはできない。

3 海外ローミング

これは個人的にぜひ使ってみたいサービス。Flexiroamというサービス を利用して、日本を含めた海外で携帯がすぐに使えてしまう。SIMカードを買う必要もない。 このサービスを年間1回、10日間3GBプランを無料で利用ができる。

4 年会費

家族カードを含めて無料。特に年間の消費額の条件もなし。

円安時代に必要な為替対策

円安が止まりません。リンギットでは1RM=33円を突破、ドルでは1USD=159円の水準まで行きました。為替変動リスクを軽減させるには、複数通貨で資産を保有する仕組みを持つしかありません。

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日本に住んで海外に出ないのであれば、そこまで気にする必要は無いかもしれません。輸入物価の高騰や低金利は甘んじなくてはなりませんが、、

ただ一旦海外に出ると、この影響は計り知れません。今マレーシアで生活していて、海外のクレジットカードで支払いをする機会も多いです。弱い通貨で請求されるカードで切ると支払金額が増えていきます。

中国にいた時代には、中国人の友人は皆、為替の影響があって日本が安い安いと言っていました。コロナが終息したら直ぐにでも日本に行きたいと。

 

こんな時代に求められるのは、資産を複数の通貨で持つリスクヘッジです。私自身、中国の銀行では人民元、香港の銀行ではUSドル、日本の銀行では日本円で資産を保有して投資などしています。

そのため、3つの通貨の為替動向を不定期にチェックして、マレーシアで使うときのクレジットカードも選んでいます。今では日本のクレジットカードの代わりに、香港のクレジットカードや中国のクレジットカードで対応しています。こうすることで弱い円の影響をできるだけ抑えて強い通貨で支払いを行うことができます。香港や中国での利息を見ると、いかに今の日本の金融政策が特異なものかが分かります。

マレーシアの銀行口座もオープンして、クレジットカードもつくりました。これからは4つの通貨で為替変動リスクをヘッジしたいと思います。

マレーシア国立博物館に行ってみた

金曜日にKLセントラル付近にある国立博物館に行ってきた。

大人5RM、子供2RMという破格の安さ。

それにしても、日本語ガイドがつきっきりで無料で案内してくれるってすごい!

他の国でもNational Museumと名のつく博物館に行ったけど、このサービスは初めて。

やはり日本語で説明してくれると理解度が違う!駐在員に付き添ってマレーシアに住んでいる奥様が案内してくれました。アルバイトだと思ったら、完全なボランティアとのこと。

museumvolunteersjmm.com

中はというと、マレーシアの民族、文化、歴史がよく分かる!

先史時代の展示、マラッカ王国の繁栄、ポルトガルやオランダの侵略、独立宣言などなど、マレーシア初心者の自分にはとても勉強になりました。

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多民族国家としての難しさ、そしてマレーシア🇲🇾の国旗についても理解で深まりました。

星と三日月はイスラム教の象徴、14本の線は独立時の州の数。その後、シンガポールは独立するなど変更があったものの、クアラルンプールが直轄区になるなどして辻褄が合ったみたい。。笑

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仕事選びのコツ

自分の経験を振り返って、仕事をするにあたってのポイントを記録に残したいと思います。

これは、「ビジョナリーカンパニー2」 に書かれていることです。経営学での名著で、企業の継続的成長を目指すにあたってのポイントが網羅されてます。ただこれは企業のみでなく、個人にも言えることであり、人が仕事面で継続的な成長をするにあたって何が重要かを示唆してくれます。

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この本を読んだときに、意識しないうちにこれを満たすような仕事を知らず知らずのうちに転職しながら自然と自分の興味に沿って選んでいたことに気づきました。あくまで結果論ですが。。

1、自分が好きなこと

2、自分が得意なこと

3、仕事として稼げることと

これをできていると、自分を他人と差別化することができ、楽しく好きな仕事ができます。私の場合、それなりに昇進もして中国に長期間勤務することができました。たくさんの出会いがあり、そして楽しい時間を過ごすことができました。この点、感謝しかありません。為替益も出て、それが結果的にFIREにつながるとは思ってもなかったです。こう見ると我ながら結果論が多いですね。。笑
ただこれを自分が 最初からできていたと言うと、そんな事は決してないです。そもそも自分が得意なことがあると言える人が多くないでしょうし、何の仕事が稼げるかも情報としては多くないはず。
自分の場合も大学卒業時は大してわかってませんでした。 当時バックパッカーとして世界を旅して貴重な経験をしてました。そのためか、分かっていたのは世界を舞台に、特に成長著しい中国で仕事をしてみたいとの気持ちです。
大学卒業後、1つ目の仕事はこの観点から選びました。その仕事以外で興味ある分野を見つけて関連する資格勉強をスタート、資格取得後に全く異なる業種に転職しました。
この2つ目の仕事をしつつ、その会社で中国駐在となりました。中国で仕事している時に再度転職、3つ目の会社で長く働いた上で今回退職することになった次第です。
中国語もそれなりに話せますし、同じスペックの人をマーケットで探し出すのはまあ難しいでしょうね。もっともこのご時世に中国に行きたいという人を探すのがそもそも難しいでしょうが。
上記の3つの条件に沿って知らないうちにOnly1を自分で実現できたことが良かったのだと感じてます。必ずしもBest1である必要はないです。というかそれは相当ハードル高いし。
仕事選びは難しいし、大学卒業時に自分にもっとも相応しい仕事を見つけられる人などほぼいないでしょう。仕事をしながら自分の興味等を色々と考えてキャリア形成していくものと信じてます。自分の子供にも是非伝えていきたいキャリア形成のコツですね。

移住しました!!

更新が滞ってしまって申し訳ありません。

何をしていたかというと、以下の感じです。

  • 2月〜3月:離職のための社内説得工作、クライアントへの挨拶周り(含む歓送会)
  • 4月:渡航、インター手続等

無事に3月末にクアラルンプールに渡航しました。まだホテル住まいですが、すでに子供は学校に通い始めており、マレーシア生活をエンジョイしてます。

感想はというと、まずは

暑い!

毎日33度とか。。そして突然のスコールが毎日発生する。傘の持参は必須ですね。

ただやっぱり食事は美味しい。マレー料理、インド料理、中華料理。。。全てが口に合います。マレー料理とインド料理は子供にはちょっと辛いかなというのが心配ですが。

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2月と3月は今までの人生の中で稀に見る激務でした。3月は歓送会で有難いことに毎日飲んでました。そこは楽しかったですが、ただ精神的には辛かった!

激動の時間だったので、4月はゆっくりしてます。

これからはきちんと定期的にブログ更新を心がけます。

 

MM2H承認レターが発行されました

エージェントから連絡があり、私のマレーシアMM2Hビザの承認レターが移民局からおりました。早速電子版レターを受けとったところです。準備に色々と時間かかったけど、諦めないで良かった。

あとはマレーシアに行って、定期預金を組み、保険に加入し、さらには簡単な健康診断を受ければMM2Hが正式発行されてパスポートに貼ってもらえます。

妻と子供は学校経由でStudent and Guardian VISAを発行するため、MM2Hはその後の作業です。

マレーシア移住が大きく近づいた記念日でした。

MM2Hビザ申請に進展あるか?!

今まで何度かマレーシアのMM2Hビザについて話をしてきました。実は私は、昨年11月上旬に移民局向けに申請をしました。但し、以下の変化があり、審査会議が止まってモヤモヤした状況が続いていました。

1、12月に管轄部門が移民局から旅遊部に変更された

2、上記を受けて新規申請は12月半ばで一時中断された

3、旅遊部によりMM2H取得条件が変更になりそう(正式発表はまだ無し)

 

エージェントと継続的に話をしているところ、どうやら今年の申請は移民局の管轄時に出したので移民局が最後に会議を開いて、審査を受ける可能性が高いと言われてました。ただし、その審査会議がなかなか開かれず延長されてばかりでした。

そしてついに!数日前に移民局による最終会議が開かれたと言うニュースが入ってきました。この中で私の申請も入ってる可能性があります。ただし結果はすぐにわからず、2週間後に開示されるようです。この申請が通ることを祈ってます。