なぜスペインにはレアルと言う名前が付くサッカークラブが多いのだろうか?
「レアル(Real)」という言葉がスペインのサッカークラブに使われているのは、スペイン語で「王室の」という意味があるためだ。
この称号は、スペイン王室(国王)からの特別な後援や認可を受けたクラブに与えられるものである。
たとえば:
レアル・マドリード(Real Madrid)
レアル・ソシエダ(Real Sociedad)
ビジャ・レアル(Villa Real)
レアル・ベティス(Real Betis)
レアル・バリャドリド(Real Valladlid)
これらのクラブは、過去にスペイン国王から「レアル」の称号とともに、王冠をクラブエンブレムに使う許可をもらっている。
1、レアルマドリード
2、レアルソシエダ
3、ビジャレアル
4、レアルベティス
5、レアルバリャドリド
同じ王冠マークでも微妙に違うのが面白い🤣
この風習は主に20世紀初頭、特にアルフォンソ13世の時代(1902年~1931年)に多くのクラブにこの称号が与えられたことから広まった。
ちなみに今年の首位を走る大人気チームのFCバルセロナはレアルの文字が入らず、王冠マークも付いていない。
どうやら背景としては、FCバルセロナ自体が称号の取得を固辞したようだ。
サッカークラブのエンブレムってあまりしっかり見る機会がないけど、こう見ていくと興味深い。