24年1月に享年65歳という若さで亡くなった山崎元さんの著書。
分かりやすい投資方法を解説してファンも多かったと認識している。彼の著書を読んだことがなかったので一冊読んでみた。
本書はお金の心配をせずに自由に気分よく生きていくために伝えたいことが描かれている。
働く上での必要なマインドセットは、(1)常に適度なリスクを取ること、(2)他人と異なることを恐れずそのために工夫すること。
気になった点をメモしてみた。
- 株式には資産形成をスピードアップさせる要因が組み込まれている。株式を取る働き方を実践する。起業したり、起業に参加したり、報酬の大きな部分を自社株のストックオプションで払ってくれる会社で働いたり、起業の初期段階で出資したりする。
- 不動産投資は楽なものではない。
- お金に必要な基本は簡単。生活費3-6ヶ月分を普通預金に取り分けて、残りを運用資金として全世界株インデックスファンドに投資する。運用資金に回せる余剰資金が出来れば追加投資する。
- 働く側から見ると、自分が他人と取り替え可能な労働者にならないような工夫が必要だ。労働者に限らず、工夫のない人は損をする。これは責任論以前の経済の現実だ。他人と同じであることを恐れよ。無難を疑え。
- 他人と同じを求めるだけでは、幸せになれない。不利な方への重力が働く
- 経済は過度なリスクを取る者にとって有利にできている
- お金の貸し借りは微妙な問題で、案件によっては常に断るのが良いとも限らないが、友人知人が相手だと貸しても借りてもストレスが大きい。基本的にはやめておけと言っておく。債務の保証人は絶対にやめておけと言っておく。
- 働く上での考え方として、自分の人材価値を育て守り活かすことを中心にするといい
- 人材価値は仕事の能力と、能力を実際に使った実績で評価されてこれに今後の待ち時間が評価される
- 最初の仕事は興味が持てて倫理観に反しないもの
- 付き合うと好影響をもたらす頭の良い奴、センスが良くてチャンスを引っ張る面白い奴、真に心を許せる本当に良い奴と積極的に付き合おう。そのために自分もうちどれかになる
- 人間関係の基本は時間厳守と爽やかな挨拶
- 28歳までに自分の職を決めよ、35歳までに自分の人材価値を確立せよ、45歳までにセカンドキャリアについて準備せよ
どれもが重要だと思う。
株式取得の働き方については自分はあまり考えたことがなかった。日本企業でも随分とストックオプションを配布する動きが出ているようだ。
また全世界株インデックスファンドへの全力投資というのは納得。シンプルにありだと思う。
お金の貸し借りや連帯保証人がNGという点は自分も認識しており、子供達にも徹底するようメッセージとして伝えたい。
