WBCに出場する予定の強豪国プエルトリコが保険問題で揺れている。
選手への保険がかけられないため、WBCへの出場が危ぶまれているのだ。
選手がWBCに出場するためには、大リーグ(MLB)のチームとの契約に関して特別な保険を掛ける必要があるという。
これは、WBCで怪我をしてシーズン中の試合を欠場した場合に、MLBの所属チームが本来受け取るべき給料(契約金)を保証するためのもの。
なぜ保険が必要か?
MLB選手は高額な契約を結んでいることが多く、WBCで怪我をしてシーズンを棒に振ると、チームに大きな損失が出る可能性がある。
そこで、大会主催側やMLB・選手会は、選手が出場する場合に保険を掛けて補償する必要があるとしている。
これは当然の措置だ。
野球のWBC、サッカーのワールドカップも選手としては憧れの舞台だ。
しかし選手の給料は誰が支払っているか?
球団やクラブに他ならない。
WBC期間中に大怪我をしてその後のシーズンを戦えなくても球団は給料を払わなくてはならない。
選手の思惑とは異なり、球団やクラブとしては国際大会に出来れば参加して欲しくないといのは本音だろう。
今回のプエルトリコ選手がなぜWBC用の保険を付保できなかったか?
これは主に
- 怪我の歴史がある選手
- 最近手術を受けた選手
- 高額契約選手
に対して保険会社が「WBCでの保険を引き受けられない」と判断したためだ。
保険問題で強豪国プエルトリコが参加出来ないとなるとファンとして残念だし、何より選手もガッカリだろう。
給与額も高騰しているだけに保険会社としても慎重な判断を迫られ、保険料が跳ね上がったことも容易に想像出来る。
国家が保険料を補填することも拒否しているのだろう。
球団やクラブが給与を支払う現行の仕組みを考慮すると、この問題の発生は仕方ない。