マレーシアのインターでは世界各国から生徒が集まっているので、その特徴を生かした取り組みを行う。
うちの子供が通うインターでは年に一度、インターナショナルデーが開催される。
具体的には、国旗を掲げて自分の出身国毎に行進するフラッグセレモニーがある。そしてクラス毎に国を決めてその国に合った装飾を施してゲームを行ったりする。学生はクラスを訪問しあってスタンプを集めてお菓子を貰えたりする。
放課後のセッションでは親がボランティアで提供した各国の料理などを買ったりしてゆっくり時間を過ごす。
先週、このインターナショナルデーがあったのだが、長く中国にいた自分として少し違和感があったのは台湾の位置づけだ。
学校には複数の台湾家族の子供が来ており、フラッグセレモニーでは台湾のフラッグを掲げて「台湾」と紹介されて彼らが入場した。国民党の党歌である中華民国国歌も併せて流した。

今年はなかったが、昨年は娘のクラスが台湾に指定されて、台湾を調べてクイズなど作っていた。
個人的に台湾は好きだ。出張でも良く行った。コロナが中国で発生した当時、我が家は春節休暇を台北を楽しんでいた。中国に暫く戻らなくても良いといった話が会社からもあり、最終的に台湾に3週間以上滞在した。北投温泉に行ったり、子供と一緒に士林夜市のエビ釣りにも複数回行ったものだ。台湾人は何かと洗練されていり、日本人と話もよく合う。
一方で、自分は長く外国人として中国にいた身なので、政治的な台湾の話題は出来るだけ避けるように気遣っていた。色々な見方がある。変な形で論争に巻き込まれないための処世術とも言える。
それが一転、ここマレーシアの学校では台湾を一国と見做すような取り扱いがなされている。
勇気を振り絞って仲の良い中国人家族にどう思うのか聞いてみた。
彼ら曰く、海外で台湾をこのように取り扱っていることは十分に承知していると。
それを取り立てて問題視することはないとの反応だった。
なるほどなと…
ましてここはアメリカンスクール。米国寄りの考え方が優先されるのだろう。