元ゴールドマン・サックス証券の田中渓氏の著作。同社日本拠点のヴァイスプレジデントを務めたとてつもないエリートである。
最近、露出が増えていおり、同氏の経歴や考え方には興味を持っていた。
富裕層やバリバリの仕事人間が早起きで朝からジムに行く人が多いのは知っていた。が、同氏は毎朝3時45分に起床し、ランニング25キロ、バイク60キロ、水泳7000メートルのいずれかを行うという。なんとストイックな。。
気になった点を少しだけメモしてみた。
1、富裕層へのルートは金融エリート系か経営ベンチャー系
金融エリート系で言うと、30代後半〜40代半ばで億の収入を手にする。
日本のエリート街道を真っ直ぐ突き進み、投資銀行や戦略系コンサル渡り歩く。ただどんな優秀なエリートでも5,000万円の壁を越えるのは容易でない。
稼ぐ過程にホップ、ステップ、ジャンプがあるなら、ジャンプはファンドが該当する。会社の自己資金や集めた資金を使って投資して利益を得られれば成功報酬の形で還元される。そこで億を超える収入に到達する。
更に意外にもハイリターンの割にハイリスクではない。銀行から借金して投資するわけでもない。果敢にリスクを取って勝負するよりは、いかに大きな失敗をしないかが富裕層に上がれる人にとって大事である。
2、不動産投資では築年数を気にしない
不動産投資をする際に、物件の築年数は気にしない。それよりも、メジャーなエリアで駅から徒歩5分で行ける物件が良い。リノベして綺麗にしておけば立地の良さから借り手は出る。大規模開発で大金を手にする可能性もある。
一方で、新興住宅地などには飛びつかないようにする。
3、24時間を見える化する
毎日24時間を1週間分見える化する。その上で、削れる時間と削れない時間に分ける。
そして、削れない時間のうち、「ながら」でできる時間がないかを検討する。
削れる時間については、その時間を迎えてしまったときに、反射的に違うことをするトリガーを考える。特に後者は自己肯定感及び満足感が高い。
4、習慣化を武器とする
仕事でもプライベートでも、何かを習慣化できると一生ものの武器となる。
エビングハウスの忘却曲線にあるように、人間は物事を忘れる。勉強で習った事は1時間後には56%、1日後には74%の割合で忘れてしまう。
その都度復習すれば劇的に改善する。忘れる→復習→忘れる→復習を繰り返して記憶として定着させる。忘却曲線に逆らって都度復習する習慣を身に付けられれば、技術として定着する。
ポイントは習慣化するまでに意志の力をできるだけ使わず、仕組み化することである。
